サッカーU23日本代表が準々決勝で開催国カタールに勝利！あと1勝でパリ五輪決定！

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サッカーメモです。

カタールで開催されているパリ五輪・アジア最終予選を兼ねたアジアカップの準々決勝で、U-23日本代表が延長戦の末に4－2で開催国U-23カタール代表に勝利し、8大会連続の五輪出場へ王手をかけました。

カタールは開催国でもあり、A代表が先のアジア杯でも2連覇を成し遂げてすっかりとアジアの顔となっていて、日本は韓国に敗れた事もあってかなり厳しいという下馬評だったと思います。

しかし、先制点を奪ったのは日本で開始わずか65秒でした。

ロングボールのこぼれ球を奪ったMF山田楓喜選手（東京ヴェルディ）がペナルティエリアの右外から左足一閃。

リーグ戦でフリーキックなどでも見せている得意な位置からの左足での強烈なミドルシュートを突き刺しました。

ただ、カタールは前半24分にA代表でも活躍する19歳のFWアフメド・アルラウィ選手が右からのクロスボールを、とんでもなく強烈なヘディングシュートを突き刺し同点になります。

しかし、前半41分にカタールの守護神ユーセフ・アブドゥラー選手がペナルティーエリア外へ飛び出した頭でクリアした際に、右足で細谷選手の腹部を蹴ったとVARで確認しレッドカードで一発退場になりました。

数的優位になった日本ですが、なんとカタールは後半4分にセットプレーからゴールを決めて逆転に成功します。

やはり体もですがメンタル的な強さを感じました。

しかし、日本も後半22分にDF木村誠二選手（サガン鳥栖）がMF山本理仁選手（シントトロイデン）の右CKに、ニアサイドで頭を合わせてゴールネットを揺らし同点に追いつきます。

そして延長に突入し、数的優位の日本がじわじわとカタールの体力を削りながら攻撃を加え再逆転に成功します。

エースストライカーと期待されながら無得点が続いていた細谷真大選手（柏レイソル）が、延長前半11分にFW荒木遼太郎選手（FC東京）のパスを絶妙なトラップから相手DFを背負いながら右足でゴール。

さらに延長後半7分には、MF川﨑颯太選手（京都サンガF.C.）が放ったシュートのこぼれ球をFW内野航太郎選手（筑波大）が押し込み追加点を奪います。

最終的に日本が4-2で勝利し準決勝進出を決め、1966年のアトランタ大会から続く8大会連続12度目となる五輪の連続出場に王手をかけました。

準決勝の相手はU-23イラクとU-23ベトナムの勝者です。

そしてグループBを1位通過したU-23韓国代表は、U-23インドネシア代表との準々決勝で、2－2の同点からのPK戦10－11で敗れる波乱が起きています。

韓国は自国開催の1988年ソウル大会から続く五輪出場が「9」で途切れてしまい、アジア内の争いの激化を感じる結果となりました。
◉U23日本代表◉
【GK】
1 小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)
12 野澤大志ブランドン(FC東京)
23 山田大樹(鹿島)
【DF】
16 内野貴史(デュッセルドルフ)
21 大畑歩夢(浦和)
3 西尾隆矢(C大阪)
5 木村誠二(鳥栖)
2 半田陸(G大阪)
4 関根大輝(柏)
15 鈴木海音(磐田)
22 高井幸大(川崎F)
【MF】
20 平河悠(町田)
11 山田楓喜(東京V)
10 佐藤恵允(ブレーメン)
6 川崎颯太(京都)
7 山本理仁(シントトロイデン)
8 藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)
14 田中聡(湘南)
17 松木玖生(FC東京)
【FW】
9 藤尾翔太(町田)
19 細谷真大(柏)
13 荒木遼太郎(FC東京)
18 内野航太郎(筑波大)
◆パリ五輪出場権を獲得レギュレーション◆
①上位3か国
②4位はアフリカ予選4位のギニアとの大陸間プレーオフに勝利。

【AFC U23アジアカップカタール2024】
グループステージ
◆グループB◆
日本
中国
UAE（アラブ首長国連邦）
韓国

《第1戦》
日本 1-0 中国
韓国 1-0 UAE
《第2戦》
日本 2-0 UAE
韓国 2-0 中国
《第3戦》
日本 0-1 韓国
《準々決勝》
日本 4-2 カタール
《準決勝》
4月29日(月)26:30
日本 vs （イラクvsベトナム）の勝者
《3位決定戦》
5月2日(木)24:30
《決勝》
5月3日(金)24:30
※ 時間は全て日本時間