今大会のベスト4のうち3校を関東勢が占め、あらためて関東大学リーグのレベルの高さを見せつける形となりました。特に関東第7代表として出場した日本体育大学のベスト4進出は、トーナメントの難しさと面白さを象徴しています。準々決勝で見せた5得点の爆発力は、今大会のハイライトの一つと言えるでしょう。

優勝候補の一角であった明治大学をPK戦の末に破った関西学院大学。準々決勝では粘り強い守備と勝負強さが光りました。準決勝では国士舘大学に惜敗したものの、関西王者としての誇りを感じさせる戦いぶりは、多くの観客を魅了しました。

関東地区第1代表の筑波大学は、準決勝でも3-0と完勝し、攻守の完成度の高さが際立っています。対する国士舘大学も準決勝で3ゴールを奪う攻撃陣の好調さが目立ちます。堅実なビルドアップを武器とする筑波大学の各選手と、局面を打開する個の力を持つ国士舘大学の選手たちのマッチアップが、優勝への鍵を握りそうです。