こんにちは!
サッカーメモ、2025年インターハイ(総体)です。
2025年インターハイは、鹿児島県代表神村学園が決勝で熊本県代表大津高校との死闘をPK戦の末に制し、見事初優勝を飾りました。
おめでとうございます!
熊本出身として大津を応援していたので悔しい結果ですが、素晴らしい決勝で大津も優勝した神村学園も讃えるしかないです。
感動をありがとうございました。
決勝プレビュー、ここまでの結果、優秀選手など大会まとめと、あえて大会前の分析を再掲です。
全国高校総体(インターハイ)2025
決勝
神村学園 2(PK7-6)2 大津
神村学園が激戦を制し、夏冬通じて初の全国制覇!
鹿児島県勢としては2004年選手権の鹿児島実業以来、21年ぶりの全国優勝となりました。
決勝プレビュー
決勝は、九州勢対決となる大津(熊本)vs神村学園(鹿児島)という個人的には嬉しいカードで、やはり地元の大津に勝ってはほしかったです。
高い個人技と連動性を誇る大津に対し、神村学園は攻守の切り替えの早さと粘り強さが武器とも言えます。
注目はエース山下虎太郎選手(大津)と、準決勝・決勝で得点に絡んだ佐々木悠太選手(神村学園)が乗っている両チームの攻撃陣。
お互いの力も知る両チームですが、球際も激しく、攻撃のバリエーションも多く、シュートへの意識の高さも異様かと思います。アディショナルタイムに神村学園が追いつき延長へ、勢そのままにここで出るのか!というスーパーミドルで逆転。しかし今度は大津が延長後半に左右の揺さぶりからクロスを頭で合わせて同点。
この炎天下の中で死闘中の死闘はPK戦へ。PK戦もハイレベルでしたが最後に勝利の女神が微笑んだのは神村学園でした。
決勝ハイライト動画
〜『タルデラマのサッカー応援』チャンネルさんより〜
優秀選手一覧
▽GK
- 寺田健太郎(神村学園)
- 村上 葵(大津)
- 藤田泰土(流経大柏)
- 仲 七璃(帝京長岡)
▽DF
- 今村太樹(神村学園)
- 中野陽斗(神村学園)
- 竹野楓太(神村学園)
- 松野秀亮(大津)
- 村上 慶(大津)
- 今井獅温(大津)
- 廣瀬 煌(流経大柏)
- 増田大空(流経大柏)
- 西村圭人(尚志)
- 松澤琉真(尚志)
- 西馬 礼(帝京長岡)
- 森本 快(飯塚)
▽MF
- 佐々木悠太(神村学園)
- 福島和毅(神村学園)
- 福島悠士(大津)
- 岩崎天利(大津)
- 福島京次(大津)
- 島谷義進(流経大柏)
- 安藤晃希(流経大柏)
- 臼井蒼悟(尚志)
- 山田琉翔(山梨学院)
- 長 璃喜(昌平)
- 山口豪太(昌平)
▽FW
- 日高 元(神村学園)
- 徳村楓大(神村学園)
- 山下虎太郎(大津)
- 大藤颯太(流経大柏)
- 根木翔大(尚志)
- オノボ フランシス日華(山梨学院)
- 塚本一咲(飯塚)
- 空久保 善(滝川二)
得点王
- 得点王9点:山下虎太郎(大津)【ハットトリック2回】
- 2位7点:オノボ フランシス日華(山梨学院)
- 3位5点:佐々木悠太(神村学園)
準決勝〜1回戦結果
準決勝(8月1日)
- 大津 0(PK 9-8)0 流経大柏
- 神村学園 2-1 尚志
準々決勝(7月30〜31日)
- 大津 5-0 昌平
- 流経大柏 2-0 飯塚
- 尚志 0(PK6-5)0 帝京長岡
- 神村学園 1(PK4-2)1 山梨学院
3回戦 (7月29日)
- 昌平 2-0 阪南大高
- 大津 7-0 高知中央
- 流経大柏 5-0 学法石川
- 飯塚 0(PK7-6)0 米子北
- 尚志 1(PK10-9)1 桐光学園
- 帝京長岡 3-2 滝川第二
- 山梨学院 2-0 浜松開誠館
- 神村学園 2-0 岡山学芸館
2回戦(7月27日)
- 高知中央 2-1 前橋育英
- 大津 3-0 野辺地西
- 飯塚 1-0 那覇西
- 帝京長岡 4-0 大産大附
- 桐光学園 1-0 佐野日大
- 山梨学院 4-1 近大和歌山
- 岡山学芸館 3-0 都市大塩尻
- 神村学園 3-0 帝京
- 昌平 4-1 秋田商業
- 阪南大高 3-0 立正大淞南
- 流経大柏 2-0 四日市中央工業
- 学法石川 1-0 桐蔭学園
- 米子北 1-0 富山第一
- 滝川第二 2(PK6-5)2 鹿島学園
- 尚志 4-1 寒川
- 浜松開誠館 7-0 立命館守山
1回戦(7/26)
- 秋田商業 1(5PK3)1 愛工大名電
- 阪南大高 2-1 長崎総附
- 立正大淞南 4-2 奈良育英
- 四日市中央工業 2(6PK5)2 徳島市立
- 桐蔭学園 5-0 京都橘
- 富山第一 0(7PK6)0 札幌大谷
- 滝川第二 6-3 帝京大可児
- 鹿島学園 2-0 山形中央
- 寒川 0(4PK3)0 瀬戸内
- 立命館守山 1-0 佐賀東
- 前橋育英 3-2 高川学園
- 大津 4-1 丸岡
- 飯塚 2-1 修徳
- 大産大附 2-1 大分鶴崎
- 佐野日大 1-0 日章学園
- 山梨学院 4-1 盛岡商業
- 都市大塩尻 2-1 松山北
- 岡山学芸館 2-1 聖和学園
- 帝京 4-2 金沢学院大附
◉2025年インターハイ代表校◉
◉代表校一覧
【北海道】
- 札幌大谷(2大会連続8回目)
【東北】
- 青森:野辺地西(初)
- 岩手:盛岡商業(6大会ぶり26回目)
- 秋田:秋田商業(5大会ぶり35回目)
- 宮城:聖和学園(3大会ぶり5回目)
- 山形:山形中央(3年ぶり13回目)
- 福島:尚志(15大会連続17回目)
- 福島:学法石川(初)
【関東】
- 茨城:鹿島学園(2大会連続11回目)
- 栃木:佐野日大(9大会ぶり10回目)
- 群馬:前橋育英(2大会ぶり20回目)
- 埼玉:昌平(2大会連続6回目)
- 千葉:流経大柏(4大会ぶり16回目)
- 東京:帝京(2大会連続35回目)
- 東京:修徳(12大会ぶり10回目)
- 神奈川:桐蔭学園(13大会ぶり11回目)
- 神奈川:桐光学園(3大会連続17回目)
- 山梨:山梨学院(4大会連続9回目)
【北信越】
- 長野:都市大塩尻(2大会連続7回目)
- 新潟:帝京長岡(4大会連続9回目)
- 富山:富山第一(3大会連続32回目)
- 石川:金沢学院(2大会ぶり2回目)
- 福井:丸岡(6大会連続36回目)
【東海】
- 静岡:浜松開誠館(初)
- 愛知:愛工大名電(22大会ぶり2回目)
- 岐阜:帝京大可児(4大会連続10回目)
- 三重:四日市中央工業(3大会ぶり31回目)
【関西】
- 滋賀:立命館守山(初)
- 奈良:奈良育英(2大会ぶり21回目)
- 京都:京都橘(5大会ぶり6回目)
- 大阪:阪南大高(2大会連続7回目)
- 大阪:大阪産業大附(初)
- 兵庫:滝川第二(8大会ぶり24回目)
- 和歌山:近大和歌山(2大会連続13回目)
【中国】
- 鳥取:米子北(17大会連続20回目)
- 島根:立正大淞南(5大会連続19回目)
- 岡山:岡山学芸館(2大会ぶり8回目)
- 広島:瀬戸内(2大会連続10回目)
- 山口:高川学園(5大会連続27回目)
【四国】
- 香川:寒川(初)
- 徳島:徳島市立(11大会連続23回目)
- 愛媛:松山北(10大会ぶり3回目)
- 高知:高知中央(4大会ぶり4回目)
【九州】
- 福岡:飯塚(4大会ぶり2回目)
- 佐賀:佐賀東(2大会ぶり18回目)
- 長崎:長崎総合科学大附(3大会ぶり6回目)
- 熊本:大津(7大会連続25回目)
- 大分:大分鶴崎(3大会ぶり6回目)
- 宮崎:日章学園(2大会連続19回目)
- 鹿児島:神村学園(8大会連続11回目)
- 沖縄:那覇西(2年連続19回目)
◉ トーナメント表
◉大会スケジュール
- 1回戦:7月26日
- 2回戦:7月27日
- 3回戦:7月29日
- 準々決勝:7月30日
- 準決勝:8月1日
- 決勝:8月2日
◉ブロック別展望
今大会も全国の強豪校が集結。連覇を狙う昌平や、昨年準優勝の神村学園、前回選手権王者・前橋育英、昨夏ベスト4の帝京長岡など注目校が目白押しです。
インターハイならではの波乱やジャイアントキリングにも注目です。
【Aブロック展望】
【プレミア所属】
前橋育英→EAST4位
昌 平 →EAST10位
大 津 →WEST7位
【プリンス所属】
丸 岡 →北信越2部2位
阪南大高→関西1部2位
高川学園→中国6位
立正大湘南→中国7位
長崎総附→九州1部9位
【都道府県リーグ】
野辺地西→青森県1部2位
秋田商業→秋田県1部2位
愛工大名電→愛知県1部1位
奈良育英→奈良県1部2位
高知中央→高知県1部1位
昨年の主要タイトルを獲得した3校、前橋育英(選手権王者)、昌平(インハイ王者)、大津(プレミア王者)が同居する“死のブロック”。
- 前橋育英:選手権優勝メンバーが残り、完成度高く連覇も狙える
- 昌平:プレミアで苦戦も選手層厚く、勢い次第で上位へ
- 大津:リーグ順位は控えめながら選手の質は全国トップクラス
また、関西1部2位の阪南大高や、青森山田を破った野辺地西など、プリンス・県リーグ勢にも注目。
【Bブロック展望】
【プレミア所属】
流経大柏→EAST2位
【プリンス所属】
札幌大谷→北海道3位
学法石川→東北9位
桐蔭学園→関東1部3位
富山第一→北信越2部1位
京都橘 →関西1部6位
米子北 →中国1位
徳島市立→四国6位
飯 塚 →九州1部6位
【都道府県リーグ】
修 徳→東京都2部3位
四日市中央工業→三重県1部2位
那覇西→沖縄県1部2位
中心は流経大柏(プレミアEAST上位)。昨年選手権準V、今季も攻守に安定し優勝候補筆頭。
- 対抗馬:米子北(中国王者、夏に強い伝統)、桐蔭学園(関東1部3位)
- 勢いあり:札幌大谷・富山第一など地方王者
- 伏兵:修徳・四日市中央工業などの古豪復権にも注目
【Cブロック展望】
【プレミア所属】
帝京長岡→WEST8位
【プリンス所属】
尚 志 →東北1位
鹿島学園→関東1部7位
桐光学園→関東2部9位
帝京大可児→東海9位
大産大附→関西2部1位
滝川第二→関西2部4位
瀬戸内 →中国4位
寒 川 →四国7位
日章学園→九州1部2位
【都道府県リーグ】
山形中央→山形県1部1位
佐野日大→栃木県1部1位
大分鶴崎→大分県1部1位
帝京長岡が唯一のプレミア所属で最有力だが、伏兵も多数で読めない混戦ブロック。
- 尚志:プリンス東北1位、地元開催で勢いあり
- 日章学園:プリンス九州2位、堅守速攻で勝負
- 桐光学園:リーグ苦戦も大会に強い伝統校
- 初出場の大産大附にも注目。関西2部で首位争い
【Dブロック展望】
【プレミア所属】
神村学園→WEST6位
【プリンス所属】
聖和学園→東北3位
山梨学院→関東1部2位
帝 京 →関東1部6位
金沢学院大附→北信越2部5位
浜松開誠館→東海2位
岡山学芸館→中国3位
佐賀東 →九州2部6位
【都道府県リーグ】
盛岡商業→盛岡県1部1位
都市大塩尻→長野県1部2位
立命館守山→滋賀県1部1位
近大和歌山→和歌山県1部1位
松山北 →愛媛県1部6位
昨年準優勝の神村学園が中心。安定感と総合力は群を抜く。
- 山梨学院:関東1部2位、リーグ最多得点を誇る
- 浜松開誠館:予選で静岡学園撃破の実力校
- 聖和学園・帝京・岡山学芸館:いずれも全国経験豊富な強豪
- 金沢学院:星稜破った勢いそのままに初戦注目
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全国の強豪校が熱戦を繰り広げた今年のインターハイ。大津と神村学園という実力校が順当に勝ち上がり、決勝で激突。
大会を通じて、攻撃力のあるチームが躍進する一方で、接戦を制する“勝負強さ”を持ったチームが勝ち残る展開となったんじゃないでしょうか。
また、山下虎太郎選手(大津)の驚異的な得点力や、起点になる動き出しと体の使い方は個人的には1番印象的でしたが、選手個々のパフォーマンス、球際でのディフェンス力も非常にハイレベルな大会だったと思います。
その中で最後に勝ち抜いた神村学園がメンタルも含めて素晴らしいチームでした。
本当におめでとうございます!
この結果、経験を踏まえて選手権がどうなるのか、楽しみに秋冬を待ちたいと思います。
皆様、暑い日が続き大変な面もあるかとも思いますが、引き続きご無理なさらずご自愛下さい。
ではまた
お休みのお知らせ
【8月のお休み】
5日(火)、13日(水)流動的にも取らせていただいていますので決まったらまたお知らせ致します。
何卒よろしくお願い致します。
簡単自己紹介↓
僕はサッカーに様々な形で携わり、またファイナンシャルプランニングなどライフプラン二ングへの考え方を勉強中、メインワークでは【髪質改善】など髪の質感づくりに拘るヘアケア美容師柴田卓こと2人の娘を持つパパ美容師です。
こちらが→僕のプロフィールですので是非ご覧下さい。