夏に引き起こされる髪と頭皮への影響とは⁉︎その3つの原因と対策まとめ!

こんにちは!サッカー好きで髪の質感づくりに拘っているヘアケア美容師、INDEXの柴田卓です^ ^

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前回のエントリーで、

年間お悩みNO.1の【パサつき】。同じお悩みでも原因は季節によっても違うんです!

という、季節によって違うパサつきの原因について書きました。

今回は【夏】に絞って深掘りし、パサつきに限らない髪への影響に対する【原因と対策】をまとめます。


前回のエントリーでは、かなり簡単に掻い摘んでのご紹介でしたが、今回は季節を絞って詳しくお伝えします。

ちなみに前回の夏ダメージの原因は、

①湿度が高く汗もかきやすいので、くせ毛の方はうねりやすくなります。

②紫外線ダメージでざらつきにもなりやすいです。


という事でした。

ここに、

③頭皮への影響

を加えて今回はお伝えしていきます。

まずは、

なぜ湿度が高く汗をかきやすいとうねりやすいのか?

これは髪自体の遺伝による毛穴や毛根のゆがみとは別に考えます。

今回は、水分を吸収しやすいタンパク質水分を吸収しにくいタンパク質ダメージ

という部分での所見になります。

髪には、【水分を吸収しやすいタンパク質】と【吸収しにくいタンパク質】が存在します。

とその前に!そもそも髪の80%くらいはタンパク質でできています。

だから、そのタンパク質の種類というか質は大きな影響があります。

水分を吸収すると髪は膨張しうねります。

だから、水分を吸収しやすいタンパク質と水分を吸収しにくいタンパク質の割合が50:50だとバランスが保たれてうねりにくく、どちらかに偏り出した時にうねりやすい髪質になっていくと言われています。

ダメージによる原因

ダメージが大きいと髪の中の栄養成分や水分が抜けて空洞があるような状態になります。

極端なダメージで言うと“髪の中がスカスカ”な感じです。

ここに水分が入るので髪が膨張してくせ毛の方は特にうねりになりやすいです。

ここで、なぜ湿度が高く汗をかきやすいとうねりやすいのか?に戻ります。

タンパク質の種類やダメージで水分を吸収しやすくなるとうねるんですが、湿度が高いと湿気で水分を吸収しやすい+汗をかくので汗を吸収すると言う事です。

【対策】

根本的なくせ毛対策とダメージ対策になります。

ホームケア、サロンケアで髪のダメージに合わせたケアを!

ストレートやパーマなどのデザインケアも有効です。

そして、【水分】については、うねりとは別にもう1つ考えなければいけないことが次になります。

②紫外線ダメージでざらつきにもなりやすい。

ざらつきをパサつきと感じる方もいらっしゃると思います。

ここ近年で【日光浴】という言葉が崩壊した印象を僕は受けています。


僕は今だに日焼け好きですが、世間的には完全に悪者扱いで、日焼け止めは必需品です。

そしてもちろん髪にも同じ事が言えます。

7〜8月は紫外線量が高くて、特にキューティクルを傷ませるUV-Bというのが、多くなり出す3〜4月と比べても倍くらいになります。

そして、湿度が高い環境は活性酸素を大量に発生させキューティクルが酸化されます。

結果、キューティクルが損傷したり浮いたりしてしまい、間からメラニンや水分やトリートメント成分なども流出してしまいます。

これがざらつきやパサつきや退色の原因です!

【対策】

キューティクルを整えたり保護しましょう。

皮膜効果のある油分系トリートメントでケア。

UVケアスプレーをこまめにかけてバリア。


といった対策が効果的です。

とにかく紫外線への意識は大事です。

③頭皮への影響

髪への影響と同じ要素もあります。

紫外線と水分が反応すると活性酸素が発生し、頭皮や皮脂を酸化させます。

地肌の表面において皮脂の酸化は過酸化脂質になりニオイの元にもなります。

更に、活性酸素が大量発生すると地肌が弱ってしまい、これから生えてくる髪がエイジングして強度や、艶のない髪になってしまいます。

【対策】

頭皮(地肌)には、

《紫外線+湿気=活性酸素の大量発生》

という図式があるので地肌のケアが必要です。

抗酸化力の高い地肌にする為に、相応の頭皮用シャンプーやトリートメントを使ったりやヘッドスパなどでケアしましょう。

こまめに汗などは拭く事も物理的な対策の1つです。

以上が、

"夏に引き起こされる髪への影響とその原因と対策"

でした^ ^

皆さん髪や頭皮を大事に【夏】を楽しみましょう!

ではまた^ ^

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